ホントに知ってる?酸洗い・酸浸漬・エッチングの違い!

まずは金属加工の種類について知ろう!

酸洗い、酸浸漬、エッチングの違いを知る前に、金属加工についておさらいしてみましょう。 金属の加工方法にはプレス加工、切断加工、接合加工、機械加工、素材加工など様々な加工方法があります。酸洗い、酸浸漬、エッチングなどの酸処理は、接合加工のような熱処理によって発生した、さびや酸化皮膜の除去に用いられるものです。接合加工とは、金属を溶かして、他の金属等と溶融させる金属加工です。電圧を用いたアーク溶接やはんだ付けやろう付けなどのろう接などが具体的な例として挙げられます。この熱処理によって生じるさび、酸化皮膜、変質層等の処理を適切に行わないと、後の研磨作業に悪影響を及ぼすだけでなく、光沢が出ないなどの問題が発生します。では、目的別に酸処理の方法を見ていきましょう。

さび、酸化皮膜、変質層!

金属を溶接した際には余計なさび、酸化皮膜が発生します。この発生したさびを硫酸や塩酸で取り除くことを酸洗いと言います。名前の通り酸で洗うことですのでイメージしやすいですね。ピックリングとも呼ばれます。

酸化皮膜を除去し、金属の表面を活性化させることを酸浸漬と言います。アルカリ樹脂液でできたアルカリ皮膜、電解洗浄で生じる酸化皮膜が具体的な例として挙げられます。

間圧延等の常温加工をする際に、金属の表面層が材質的に変化してしまいます。この変化した層のことを変質層といい、変質層を除去することを目的とするのがエッチングです。

この酸処理を効果的に行うことにより、素材を綺麗にし、後の研磨作業の手間を省くことができます。